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独立後のファイナンシャルプランナーの年収

独立後のファイナンシャルプランナーの年収

ファイナンシャルプランナーとして独立した場合の年収は?

ファイナンシャルプランナーは、顧客に対して資産など情報分析を行い、それに基づき個人の資金計画、将来を考えていく仕事です。
将来年金だけで大丈夫なのか、教育費用はどのくらいかかるのか、その個人宅の経済状態を理解し、理想的な運営をしていくために何が必要なのか考えます。

ファイナンシャルプランナーとして独立するためには人脈ももちろん資産運営についての深い専門知識なども必要です。
企業内で経験と実績を積み、ファイナンシャルプランナーとして独立した場合、相談料を顧客からいただき業務していくことになります。

ファイナンシャルプランナーの経験年数が高いほど相談料も高くなるという傾向があり、1時間当たりの相談料も経験年数によって違いがあるのです。
3年未満という経験数の場合、4000円くらいですが、これが15年以上のキャリアを持っているファイナンシャルプランナーとなると8000円以上、つまり差は倍となります。

この相談量のほかに、コミッション、手数料の収入、提案書の作成、企業顧問となるなどで収入を得る方もいるようです。
こうした業務状況、相談料を考えると個人や法人との顧問契約をどの程度結べるのか?ということがカギとなります。

年収については300万くらいというファイナンシャルプランナーもいますし、1000万以上という方もいるようです。
経験年数が高くなるほど、年収が増加するといわれているため、独立するタイミングをしっかり考えることが必要となります。

ファイナンシャルプランナーの独立、キャリアプランの一つの方法

一般的にファイナンシャルプランナーとしての道を歩き始めるときには、銀行や保険会社、またクレジット会社などの金融商品を扱うところからスタートです。
こうして企業内FPとして経験と実績を積み、キャリアプランとして独立という目標も見えてきます。

金融機関等で知識を積み、一般企業の金融、財務担当者となることもキャリアプランのひとつとなりますし、官公庁の福利厚生担当や経理などへの道もあるようです。
最終的に目標をどこにもっていくか、それによってしておくべきことも変わってきます。

独立という道をキャリアプランとして考える場合、経験を積む中で様々な事案にかかわること、また幅広い業務を経験することが必要です。
この中で人脈を形成し、独立したときに顧客を広げていくことが必要となります。
ファイナンシャルプランナーは人への対応が主になるので、人脈は実績の中で積んでいく大切な要素です。

将来性はどうなのか

複数の資格を取得し、経済についての専門家として活躍するファイナンシャルプランナーもふえているといわれています。
FP技能士の資格を持つことで、ファイナンシャルプランニングではない別の仕事に就く方もいるようです。
資格を持つことでファイナンシャルプランナーとして働くこと以外、別の道を考えることもできます。

有資格者が優遇されるということ、また実績や経験を積むことで幅広い選択肢が出てくるという点などを見ると、やはりファイナンシャルプランナーという職業については将来性が高いといえると思います。
経済が不安定になり、家庭でも企業でもどのように経済管理をしていけばいいのか迷っている現代です。
そのサポートができるファイナンシャルプランナーは、知識を積み真面目に経験を積むことによって将来性を高くできるといえます。