目的地まで人を運ぶバス運転手の年収は?
目的地まで人を運ぶ仕事、バス運転手は、路線バスの乗り合いバス、また観光の貸し切りバスの運転手がいます。
地域の方々の足として走る乗り合いバス、留学旅行や団体旅行のお客様を運ぶ貸し切りバス、いずれもバスの運転ができる資格者、バス運転手が必要です。
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乗り合いバスも、借り切りバスも人の命を乗せて運ぶことになるので、正確な運転技術、安全知識なども必要となりますし、お客様にサービス精神をもって対応する場面もありますので、コミュニケーション能力も必要となります。
心遣いもマナーももっていなければならないバス運転手は、とても責務ある仕事です。
そんなバス運転手の年収は一般的に450万くらいといわれていますが、年齢が若い経験数の少ないバス運転手のあばい、200万円台ということもあります。
観光バスは繁忙期があり、逆に閑散期もあるので、暇なときには給料が下がってしまうということもあるようです。
民間委託が進み、正社員とは違い委託社員として働くこともあり、今バス運転手の仕事は大きく変わりつつあるといわれています。
ただいずれにしても人の命を運ぶ仕事という割に、年収が低くなるという傾向が強いのです。
資格は必須、その中でキャリアプランを考えてみる
今正規社員ではなく、派遣などの立場で働く場合、キャリアプランとしては丁寧な運転、また性格で安全な運転を心がけ、派遣先でよいイメージを持ってもらうことが必要になります。
そこでマナーよく運転してくれるバス運転手については正社員登用を考える企業もあります。
正社員として働く中でバス運転手としてキャリアプランを考える場合、やはりより安定した給料となる企業への転職を考えることです。
観光業としてバス運転手をかかえているところもあるようですが、中には低いお給料でこき使うところもあります。
転職する際には雇用条件や残業について、また福利厚生などをはっきりさせておくことも必要です。
将来性はあるのか
バス業界は現在大きな変革時期といわれています。
高速バスによる事故が多発し、尊い命が多数奪われてしまう事故が多数起きている状態です。
そのため、安全管理の見直しなど、根本的な企業改革が求められています。
バス運転手になる若手が少ないという現状もあり、バス運転手の高齢化も大きな問題です。
現代、女性バス運転手の積極的な雇用なども多くなっており、人材を確保したいと願う企業が多くなっています。
人材定着を考える企業も多くなっていますので、真面目に実績を積むことで、バス運転手の将来は安定したものとなる可能性も秘めているのです。